「お金があれば幸せになれるのか」は、昔から気になる問いなのじゃ🦊 今日は、有名な2つの研究の答えが食い違っていたのを、本人たちが協力して解きほぐした研究を紹介するのじゃ。
ひとつは、2010年にKahnemanとDeatonが発表した研究なのじゃ。前の日の気分を「はい・いいえ」で答えてもらったところ、収入が増えると幸福感も上がるけれど、ある水準を超えると平らになる、というパターンが報告されたのじゃ。もうひとつは、2021年にKillingsworthが発表した研究で、その場その場の気分を連続した尺度で答えてもらう方法では、収入が増えるほど幸福感も上がり続ける、という結果だったのじゃ。
この食い違いについて、答えが食い違っていた2人(KillingsworthとKahneman)が、Mellersとともに、立場の違いをこえて共同で再分析を行ったのじゃ。その結果は、次のとおりなのじゃ。
2010年の研究は、「はい・いいえ」で答える質問では天井に届いてしまい、幸福度の高い人たちの違いが見えなかった(天井効果)ことが、「平らになる」傾向を実際より強く見せてしまった、と説明されているのじゃ。
・これは「収入と幸福感の関係」を調べた研究で、収入を増やせば必ず幸福感が上がる、と証明したものではないのじゃ。
・「対数」とは、収入が2倍になるごとに同じだけ上がる、という見方なのじゃ。収入が低いうちは少しの増加でも変化が大きく、高くなると同じ金額では変化が小さく見える、ということなのじゃ。
・幸福感の測り方で、結論が変わりうることも、この研究の大事な教訓なのじゃ。
金運タイプ診断が見ているのは、お金の多い少ないではなく、自分のお金との付き合い方の傾向なのじゃ。この研究が示すように、お金と気持ちの関係は一筋縄ではいかないからこそ、自分の傾向を知っておくことに意味があるのじゃ。
自分のお金との付き合い方の傾向は、金運タイプ診断でチェックしてみてください。