数秘術は「ピタゴラスが始めた」とよく言われます🦊 今日は、その由来を少し丁寧にたどってみるのじゃ。
ピタゴラスは、古代ギリシャで活躍した数学者・哲学者です。三平方の定理で有名ですが、彼を中心とした教団では「万物は数でできている」と考えられていたと伝えられています。音の高さが弦の長さの比で決まることを発見した、という逸話も、数と世界のつながりを示す例として語られているのじゃ。
ここで注意したいのは、ピタゴラス本人が生年月日から運勢を読んでいたわけではない、という点です。文字や生年月日を1〜9の数字に置き換えて性格を読む今の形は、20世紀初めごろに欧米で整えられたとされています。「ピタゴラス式」という呼び名は、ピタゴラスの数への思想を受け継ぐという意味合いで使われているのじゃ。
数秘術の源流としては、ヘブライ文字に数字を当てはめるユダヤ神秘思想の「ゲマトリア」や、古代バビロニアにさかのぼるとされる「カルデア式」なども挙げられます。国や時代ごとに、文字と数字を結びつける考え方がいくつも生まれ、それらが混ざり合って今の数秘術になっていったと考えられているのじゃ。
由来をたどると、数秘術は昔から数に意味を見いだしてきた人々の考え方の積み重ねだと分かります。生年月日から出るライフパスナンバーも、自分を見つめ直すきっかけのひとつとして気軽に楽しんでみるのがよさそうです。
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